海部地区環境事務組合のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当組合は、広域行政の円滑化、効率化を図りつつ、ごみ及びし尿処理施設の管理運営及びこれらに付随する事務の共同処理を目的として、平成12年4月1日に海部地域1市11町村で設立され、現在は、津島市、愛西市、弥富市、あま市(旧甚目寺町を除く)、大治町、蟹江町、飛島村の4市3町村で構成する一部事務組合です。海部地域の住民約30万人のごみ及びし尿を衛生的かつ安全に処理する重要な役割を担っております。
近年、環境問題への関心が社会的に高まっております。こうした社会情勢に対応するため、当組合は、地球温暖化等の環境問題に配慮した行動を率先し、効率的な事業運営等に取組むことで、平成19年度にエコアクション21の認証を取得し、直近では令和5年度に更新しております。
平成14年6月稼働のごみ処理施設「八穂クリーンセンター」では、ごみ焼却の廃熱を回収して、廃棄物発電や場内給湯及び暖房、また、近隣福祉施設への高温水供給等に役立てるほか、当センターに搬入されたごみのうちまだ使える物をリユース品として無料で提供や、資源のリサイクル等を題材とした環境学習教室を毎月実施しておりますので、イベント開催時にはぜひお立ち寄り下さい。
「新開センター」及び「上野センター」では、し尿・浄化槽汚泥を衛生的に処理し日光川及び伊勢湾の水質保全に寄与しております。特に「新開センター」においては、最新の浄化技術である膜分離高負荷脱窒素処理方式を採用しております。使用しているUF膜は、分子レベルでの高度な固液分離性能を有し、タンパク質や細菌の除去も可能であるため使用する薬剤の低減につながっております。いずれの施設もこの地域にとって重要な施設でありますので、今後も運営管理には細心の注意を払い最善を尽くしてまいります。
このホームページでは、情報公開を推進するため多数のデータ類を掲載しております。これらを通じて海部地区環境事務組合の事業内容を知っていただき、地域の皆様がさらに安心して快適に暮らしていただけるよう、構成市町村と共に全職員が一丸となって運営に取り組んでまいりますので、地域の皆様、関係者の皆様のご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。